<9/21-10/14> Kagann jewelry 個展【Fuligo本店】
Kagann jewelry 個展
2024.9.21 – 10.14
『体験した事は無いが経験した事がある』
そんな感覚になる時がある。
ジブリ作品を観る時、設定された時代背景や街並みに親近感を覚える。
アンティークと呼ばれるものを見た時、実際にその時代を生きていないのに郷愁がこみ上げる。
初めて訪れた異国の神殿や遺跡を目にした時、この島国とまったく異なる文化圏のそれらにそこはかとなく懐かしさを感じる。
感慨を連れてくるものの中には魂のみが知っているものがある。
これは記録(文章などで保存されてきたもの)と記憶(個々の脳内に保存されているもの)の違いが生み出すパラドックスのようなものなのかもしれない。
誰かの伝記と自身の日記は全く異なるが、願望・羨望・思潮・想像などが作用して、自他の境界が曖昧になっていく。
自身の中にだけ宿るおぼろげなフィクション。
共有しきれない夢のようなこの浮遊感はとても居心地がいい。
彼女のつくるものを見るとこんな事を考える。
絢爛な装飾、邪念を祓う御守、遠い異国の神殿や街並み、そこに暮らす人々の日々。
僕はこれを知っている。
だけど、はじめまして。
Kagann jewelry 個展
会期:9/21(土)~10/14(月祝)
期中店休日:毎週金曜日
「日常の中に溶け込む異国/非日常」をテーマにしたオリエンタルなジュエリー。
ブランド名は日本語で「花のように美しい顔」という意味を持つ「花顔(かがん)」に由来しています。
デザインソースはデザイナー自身が過去に訪れて影響を受けた中東やアジアをはじめとするシルクロード一帯の「宗教」「神話」「文化」「街並み」などから。
幾何学模様をモチーフとした「Moroccan」「Lotus」シリーズをはじめ、どこか異国情緒の漂うジュエリーを色とりどりの天然石やダイヤを使ってお届けします。
Designer / Chie Isogai
東京都出身/早稲田大学第一文学部卒
大手通信会社広報・雑誌ライター(旅行雑誌『散歩の達人』『NEUTRAL』『TRANSIT』『ソトコト』、ANA機内誌『翼の王国」『R25』『日経ウーマン』など)を経て、2017年から独学でオリジナルアクセサリーの制作を開始。
その後、東京・銀座にて熟練のジュエリー職人および石留め職人に師事して彫金と石留めを学び、2019年より百貨店催事や展示会、オンラインなどで販売をはじめる。
中東やアジアなど、これまでに訪れた各国の文化を反映した色使いやデザインが特徴。
※ブランドの生い立ちなどを伺ったインタビュー記事もご興味のある方は以下リンクよりご一読ください。
Kagann jewelry(カガンジュエリー)による名古屋初の個展を9/21(土)より分室にて開催いたします。
10/14(月祝)までと長めの会期になりますので、どうぞ期中ご予定の上足をお運びください。
今展ではカラフルな天然石を用いた一点物作品をはじめ、定番作品から東海エリアでは初お披露目となる新作など、当ブランドの現在地を面でご紹介させて頂きます。
窪田
<Schedule>
9/21~10/14:Kagann jewelry
10/5~10/27:ATELIER FER
10/19~10/27:FREijA
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〒460-0008 名古屋市中区栄5丁目3-6エルマノス栄中駒ビル2C
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定休日 金曜
アクセス
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Tel: 052-241-7227