【結婚指輪】おふたりの生きた証を刻むリング

こんにちは。スタッフのニシカワです。
さて、本日は福岡は北九州にアトリエを構える「HOLIC」による結婚指輪をご紹介します。

こちらのリングは「SCARS」という名。
それは傷跡を意味します。

一見その言葉はマイナスのように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが物の善し悪しは、新品で傷一つないものがベスト、だけではないのではないか。
このリングを見ていると、そんな考えが過ります。


元々はK18の金の板であったこの素材は、熱を加えて丸く仕上げ、
そこから鉄のやすりでひとつひとつ丁寧に削られていきます。
やすりをかける、という工程が、このリングの密度を高め、
より強いものへと変化していきます。


考えてみると、ご夫婦となるお二人も
今後の人生を歩むにつれて、幾度となく難関があることかと思います。
それがひとつひとつ生きた証として心に刻まれていくとするならば、
いわばこのリングも同じ。
刻まれた分だけ、二人の絆を強くしていってくれる。そんな気がするのです。


人とジュエリーとの関係性を改めて見直させてくれるのが、
HOLICの面白い所だなと、改めて感じさせられます。
跡を残したジュエリーの独特な輝きを、ぜひ店頭でご覧になってみてくださいね。

ニシカワ