<6/27-7/12>Kuraishi Takamichi 個展「祭」【Fuligo】

Kuraishi Takamichi 個展「祭」

2026.6.27– 2026.7.12

今年もKuraishi Takamichi による個展を分室にて開催。
近年意欲的に制作しているペンダントトチャーム「護符」や、数十年に渡って蒐集してきたお気に入りの天然石を用いて制作される鍛造の指環、同作家の代名詞でもある素朴でいて確かな存在感を放つ「巡る指環」など。
期中は新作を含めた全アトリエストックを並べてご紹介します。
会期初めと最後の土日両日は作り手の倉石さんも在廊しますので、どうぞご予定の上足をお運びください。


Kuraishi Takamichi 個展「祭」
会期:6/27(土)-7/12(日)
営業時間:12:00-20:00
店休日:金曜日
作家在店予定日:6/27-28(土日両日)、7/11-12(土日両日)

Fuligo フーリゴ
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目3-6エルマノス栄中駒ビル2C


はじまるまでが億劫であったりする

祭りに向けて進む装飾や帯び広がっていく熱気
日々触れる景色の全てが濃くも薄くも、鮮明にも朧げにも変わる

夕焼けは真っ赤で、青空は真っ青で、そこらに転がる影はガサガサと深く滲む
夕立が過ぎ去った後の匂いは鼻の奥で重たくて、水溜りがいつもより綺麗に見える
この彩度や解像度の変動は心情の抑揚から来る煽り風のようなものだ


はじまりの合図と歩く自分がいる

祭りの中に流れる独特な空気やテンプレート
いつもの当たり前をちょっとだけ歪めてみせる

普段じゃ食べない高級な焼きそばは凡庸でいて非凡だし、ラムネや缶ビールは少し酸っぱい
胸の中心から全身を駆け巡る炸裂音、大きな音は苦手な癖に花火にだけは寛容だったりする
「フランクフルト」って文字のフォントがこんなにイカしたものに見えるのはこの瞬間しかないかもしれない

いざはじまってしまえばあっけなかったりする

帰り道、頭の中ではフジファブリックの「若者のすべて」が流れてる
溢れ出てくるのは物悲しさなのか喪失感なのか
副作用めいたものが貧血のように視界に迫ってくる

はじまっていくってことは終わりに近づいていくってことな訳で
終わっていくってことははじまりに近づいていくってことな訳で


あんなに億劫だったのに

祭りの記憶が脳裏に奉り祀られている

今年もまた
来年もまた
きっと結局最後は儚い気持ちになる

焼きそばってこんな味だったっけ?

気付くのはいつだって終わってから


こんなに楽しみだったのか


窪田

<Fuligo Event Schedule>
・-6/28:GERMEDEUR
・-7/5:emme
・6/27-7/12:Kuraishi Takamichi
・7/18-8/2:Kagann


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Fuligo

〒460-0008 名古屋市中区栄5丁目3-6エルマノス栄中駒ビル2C
営業時間:12:00-20:00
定休日:金曜日

アクセス
名城線矢場町駅1番出口から徒歩5分
東山線栄駅13番出口から徒歩10分
Tel: 052-241-7227