<6/22-6/30>Kuraishi Takamichi 個展【Fuligo本店】
Kuraishi Takamichi 個展
2024.6.22 ― 2024.6.30
昨年の個展以降、店頭でのご紹介を休止してきたKuraishi Takamichi。
1年ぶりの個展で全作品をまたご紹介いたします。
会期は例年よりもぐっと短い一週間のみ。
どうぞこの折にご予定の上足をお運びください。
Kuraishi Takamichi 個展
会期:6/22(土)~6/30(日)
店休日:金曜日
作家在店予定日:22,23,29,30
Kuraishi Takamichi / online store
行きつけの中華屋がある。
僕はそこのエビマヨと台湾ラーメンが大好きだ。
無性に食べたくなる日が月に何度かある。
このお店に行くようになってから他の中華屋にあまり行かなくなった。
ただ、なんでこの店が特別なのかと聞かれたら『美味いから』としか言えない。
結局特別ってそういうもので、圧倒的な主観の下に存在する崇高な錯覚なのだと想う。
僕の特別は誰かの特別ではないかもしれないが、僕にとっては間違いなく特別なのである。
それを特別たらしめるものなんてほんの細やかな幸福で十分だったりする。
(勿論理由がしっかり存在するものもあるし、全部をごった煮するつもりは毛頭ない。)
『なぜこんなに高いのか?』と彼の創作物について聞かれる事は少なくない。
『この額面を払ってでも欲しいと想えますか?強いてはあなたにとって特別に成りえますか?という問い』だと僕は答える。
この返答で100%の理解や納得を生むのは無理だろう。
でもこれに尽きるのだ。
重たい地金に手仕事の痕跡。
シンプルな色石やダイヤモンド。
なんてことは無いそれだけのコレが何故だか胸を鷲掴みにする。
それぞれの主観の先、ここに幸福が見えるかどうかである。
今展は大きな主語が無い。
毎回彼の展示には言葉があるが、ただ静かに静かに迎える今年は凪に近い。
あっという間に過ぎるであろうこの会期の中でどんな波が起こるのかを観察しようと想う。
ただただ作品が在って、ただただそこに人が居る。
なんでもないものが大きなうねりを持った大波へと化ける瞬間がきっと在る。
これが見たくて、これを体感したくて僕はジュエリーを紹介しているんだとその度感じられる。
深い深い息継ぎにあたるのが毎年のこの催しだ。
もっと深く潜り、もっと遠くに泳ぐ為の一本勝負の7日間。
窪田
<Schedule>
6/22~6/30:kuraishi takamichi 個展
6/29~7/7:jouer avec moa? オーダー会
7/6~7/21:GERMEDEUR個展
7/13~7/28:kagari yusuke 巡回展『迷宮を持ち歩く』
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