<1/13-1/28>MIKU FUKAMITSU「The path followed by the object」【Fuligo本店】
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MIKU FUKAMITSU exhibition
「The path followed by the object」
2024.1.13 – 2024.1.28
2022年以来となるMIKU FUKAMITSU(ミクフカミツ)による個展形式での展示販売会を開催いたします。
会期は1/13(土)~1/28(日)の凡そ2週間。
今年はブランド創立10周年目にあたる節目の年です。
「The path followed by the object(オブジェクトが辿る道)」と題した今展は、
2014年のデビューコレクション「fall」から最新コレクションである「LIGHT」まで
これまでの軌跡を新旧織り交ぜてご覧頂ける機会となります。
どうぞ期中に足をお運びください。
MIKU FUKAMITSU「The path followed by the object」
会期:1/13(土)~1/28(日)
期中店休:金曜日
2023 collection「LIGHT」
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2022 collection「VEIN」
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2021 collection「RIVER」
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2020 collection「SKINFORM」
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2019 collection「HEAT」
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2018 collection「Sway」
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2017 collection「A breath of air」
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2016 collection「Grow」
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2015 collection「MIST」
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2014 collection「fall」
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僕が彼女の作品をはじめて見たのは2015年に渋谷で開催されていたグループ展だった。
ブランドをはじめて間もないタイミングだったと記憶している。
無骨でありながら有機的な印象を感じさせる指環に目が留まった。
その際展示会場に彼女の姿はなく、一方的にブランドを知るだけだった。
しばらくして一人の女性がお店を訪ねて来た。
デザイナーである深光さんだった。
意図せぬ邂逅から縁が深まり、ここからご一緒させて頂く事となる。
ブランド初期は「身の周りに存在する形のないもの・現象」がデザインソースだったと想う。
「MIST」や「Grow」などはそれにあたる。
彼女の作品に対するアプローチの変遷を辿る上で、一種の分岐点だと強く感じたコレクションがあった。
2019 年の「HEAT」だ。
“「HEAT」は何かを探求し、それを続けているひと、
熱を持って頑張っているひと
その熱をこれから欲し求めているひとに
背中を押せるような、そして共に挑み戦えるような
ジュエリーを目指し製作いたしました。”
上記のコンセプトを前面に打ち出して展開されたコレクションはそれまでと比べて主語に彼女をより濃く投影したものだった。
「周囲に心身をなぞらえたもの」をそれまでとするなら、はじめて作品へのアプローチが「心身(自身)を周囲に向けたもの」に見えた。
出産を機に彼女自身が母となったタイミングであることも重なる。
それ以降の作品のコンセプトにはより人間性が少しづつ宿っていった。
景色を観る者の主体が彼女自身であるという輪郭がはっきりした気がする。
その後、熱い気持ちは温もりある愛情に、河の流れをとくとくと見つめながら日々の光に感謝する現在に到る。
そっと放たれたオブジェが辿って来た「これまでと今」
そっと放たれたオブジェが辿っていく「今とこれから」
10年目という節目の今展が、それらを繋ぐ架け橋になるよう願う。
窪田
<Schedule>
1/3-1/14:jouer avec moa?『月夜のオークション』受注オーダー会
1/13-1/28:MIKU FUKAMITSU「The path followed by the object」
1/27-2/12:Hermès vintage watch
2/10-2/25:暮らしの企画展(suzuki yuki×川村晶吾×わらびの ともこ×hakomono)
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