Mano pigra 期間限定常設 〜1/8【Fuligoshed名古屋栄店】

代表の成田です。

マノピグラのジュエリーとは僕がFuligo（本店）を始めて間もない頃に出会いました。

確か2006年頃かと思います。

デザイナーの来栖さんと榊原さんは姉妹でデザインをされていて、
イタリアで修行したテクニックでジュエリーの本質に迫る作品を今も作られています。

当時、今も活躍されているkadomiの内藤さんや、kOhの上武さんなどイタリアで修行された方はちらほらいらっしゃいましたが今の様にSNSがないので作家というべき人は展示会を歩いて探すか、人から紹介してもらうみたいな感じでした。
マノピグラのお二人には大変お世話になりFuligoは少しずつ作家の作るものを紹介するお店として成長していきました。

当時お店で販売していたマノピグラの作品の中にコウモリと薔薇のプレートのジュエリーがありました。
素材は真鍮やシルバーがメイン、エッチングの技法でモチーフが表現されていて
その味のある造形が気に入って販売していました。※写真がなくてすみません。

燻加工されたプレートのそばには、ラフカットのルビーのビーズが付いていたりして、インポートのもののような風合いを感じてとても格好良く感じました。
当時は「味」みたいなものが今よりも評価されていて、「味」のある服や「味」のある装身具みたいなものが全体的に人気でした。装飾的と非装飾的という２つには分けられませんが装飾という行為は少しずつ変わっていきますのでどっちが良いとかはないのですが 味わいのあるものを好む気持ちは変わらないと思います。

幾多のジュエリー作家さんたちがデビューしているのを見ますが
その後も長く続けていくのはきっと難しいことなのだと思います。

月日が経っても手を動かし、自分の作品を作り続けられていること。
それが人々の手に渡って大切にされて残っていくこと。


僕たちはその役に立てるように日々考え努力していきたいと思います。

とにかくお二人と再会ができ、こうして作品をご紹介できるのはとても嬉しいこと。
ぜひお店に足を運んで素敵な作品達をご覧ください。

マノピグラとは「なまけものの手」という意味です。
ゆっくりと時間をかけてアトリエから生まれるジュエリー。
たくさんのものはできないけれどひとつひとつとじっくり向き合い、
時間のかかる方法でも納得出来るものを製作するというコンセプト。

では商品のご紹介です。

一押しのコインペンダント。
僕は１番目の花食鳥（ササン朝ペルシャから続く花の枝を加えた瑞鳥のモチーフ）のペンダントを愛用してますがパールやダイヤを取り巻いていてとても可愛いんです。

最近はコインモチーフのジュエリーの人気が再燃していますがこれは本当に素晴らしいアイデアとクオリティ。
K10の地金の色とカジュアルなデザインが非常によく合っています。

エメラルドやサファイアを取り巻いたミカエルのコインも古代の雰囲気をまとっています。
シルバーのパターンもあるのでそちらもおすすめです。

以前から気になっていたハートモチーフ。
ハートは可愛いイメージですが意味としては「心臓」です。
人間の一番大切な臓器。心臓が止まれば死んでしまいます。
「心臓」と「心」が同一視されたのも頷けます。

こちらは1gの銀の１滴をハートの形にまとめたもの、
アトリエの中から生まれる不揃いで生き生きとした形が魅力的です。

こちらは数字のモチーフリング「Numero」
イタリア語でナンバー（番号）の意味です。

ラッキなナンバー、なぜか気になる数字。自分が生まれた日。
自分と繋がりのあるものを身につけることで自分らしくいられる。
これは人間の根源的な欲求かなと思います。
また装身行為においても本質的な部分で、これを侮ってはいけないと思いますね。

ピンキーもあるので小指に丈夫なシルバーをアクセントにするのもいいと思います。

こちらはシンブルなツイストリング。

寄り線もクラシック感があって素晴らしいです。
金価格高騰の中、お値段もお手頃なのでぜひ試していただきたいと思います。

随時通販サイトにもアップしていきますのでお楽しみに。

Mano pigra 期間限定常設は2024年1月8日までです。

下記のイベントスケジュールもチェックしてみてください。

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Event Info
11/4-11/26 MOEMI SUGIMURA
11/22-1/8 Mano pigra 限定常設
11/11-11/26 SIRI SIRI
11/18-12/10 YES
12/7-12/29 Ne-ph限定常設
12/9-12/25 tatsuo nagahata セミオーダー
12/9-12/29 GICLAT