<10/13-10/23>古物のような風合いとデティール「strange works」 Exhibition【Fuligoshed銀座店】

strange works exhibition

2023.10.13 – 10.23

代表の成田です。

10月の声も聴こえて、太陽の角度が下がるとようやく秋めいた気持ちになります。

今年、猛暑の8月から残暑の9月を過ぎて少し自分がくたびれた気もしますが
季節が変わる予感はいつもいいものです。

日照が強く時間が長かったせいか、自分の肌も例年より灼けてしまい
なんだか自分でないような気持ちです。

しかし、人間って慣れだなと思うのは、そんな中でも毎日ご飯を食べて、
洋服を着て、装身具を身につけて外に出かけていました。


うだるような暑さの中、僕は数年前の広島での記憶を思い出していました。

2019年6月に広島パルコさんでのイベントで2週間広島に滞在したこと。

その時に出会ったブランドのこと。

今回ご紹介する strange worksさんが参加していた仲間の作家たちとの合同展のチラシを

旧日本銀行 広島支店を見に行った時だったか、

人に教えてもらって立ち寄った珈琲屋だったか

どこで貰ったかはっきりとは憶えていないのですが、
そこに書かれていたInstagramのアカウントを見た時に、不思議と心を惹かれたことを憶えています。

strange worksを主宰する井上さんはずっとジュエリーの修理を手掛けていて、
たぶん何か古いものとか懐かしいものがお好きなんだなと思ってずっと追いかけていました。

僕がフーリゴを始めた時のコンセプト「古いもの、奇妙なもの、それでいて美しいもの」にちょっと近い匂いを感じたことも。

昨年、倉敷の天満屋での作品展を見に行った時も、無口な職人さんのイメージとは違いとても気さくなお人柄で
にこにこと作品の説明をしながら「大きな展示台を広島から持ってきていて重くて壊れやすくて大変なんですよ〜」と笑って話してくれました。

お声がけをしてから何年か経っての実現となりましたが
その間には新型感染症の流行もあり、また天然石のブームが来たこともあり、
また銀座のお店を存続できたこともあり、
東京ではいつかやりたいと思っていらした井上さんの想いとも一致しました。

デザイン的に云うと、井上さんのジュエリーはひとことで言えばアンティーク調なのですが

古物のような風合いやそのデティールにおいて、
様々な時代を経てきたものを見続けた視点が隠されていると思っています。

その日本の古いものと西洋の古いものが入り混じった感覚が
フォルムに懐かしさに似た落ち着きを宿すのではないかと思います。

何はともあれ、おかげさまで初の東京での作品展示を実現することができました。

いつも真っ黒な手で作品を紹介する井上さんの手は頼もしく
作品たちはぬくもりに溢れています。

強い光が和らいできました。
街を歩く自らのシルエットにほんの少しだけ、
落ち着いた彩りを加えてみるのはいかがでしょうか?


作家の来店は、初日 13(金) 14(土) ,15(日)の3日間を予定しております。

なお、会期中は18(水),19(木)が店休日となっておりますのでご注意くださいませ。


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 Fuligoshed GINZA

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