Six coup de foudre 個展【Fuligo本店】
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2006年にデザイナー高見澤 篤が立ち上げたジビエ革ブランド「Six coup de foudre」
ブランド名である<シス クー・ド・フードル>にはフランス語で「第六感、一目惚れ」というような意味がありますが、読み上げたときの音にもダブルミーニングとして「シス=死す」「クードフードル=食べる、喰う、たべもの」=食べた後の副産物を大切に使う、物を大切に使う、等の意味を込めて名付けられています。
Six coup de foudreの下に記載のある<Memento Mori>は「死を想う」、
さらに副題として記載のある〜We will use your life Importantly〜は「あなたたちの命を大事に扱う」の意味。
頂いた命を余すことなく使い切る、Six coup de foudreのコンセプトを表しています。
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Six coup de foudre 個展
会期:5/27(土)~6/11(日)
会場:Fuligo分室
作家在店予定日:5/27(16時-20時) 5/28(12時-20時)
期中店休日:6/2,9
関東を拠点に活動するSix coup de foudre。
2019年以来となる個展形式での展示販売会を5/27(土)-6/11(日)の会期で執り行います。
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近年は「野山を駆け巡る獣たちの生の痕跡」を以前にも増して意識しながら、どうすれば人々の日常に寄り添うものを作れるかを深く考えるようになったとデザイナーの高見澤さんは話していました。
熊や鹿などのジビエ革を用いた命への感謝を込めた革小物、写真のウォレット・カードケース・バッグ類をはじめ、多くの作品が一堂に並ぶ予定です。
どうぞ期中足をお運びください。
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[ジビエ革とは]
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猟師さんが狩猟の際に採った野生動物の革。
害獣駆除で採られた鹿や熊、猪の革などを指す言葉として『ジビエ革』と名付けました。
現在、その殆どが廃棄処理されています。
ジビエ肉として食べることがあっても、「革として活かす」という発想が世の中にありませんでした。
鞣して革にして革製品に生まれ変わる。
せっかく頂く命ですから、大切に無駄なく使い切れるように。
そんな命の有効活用ができればと活動を広めています。
その為、生きてきた証である傷などもデザインの一部だと考え取り入れています。
革製品を扱う上で、どんな所で、どんなものが獲れて、どんな風に自分の手元に届いているのか。
興味を持ち、考える中でいろいろな所に足を運びました。
姫路のタンナーさんから始まり、もっと深く革に関わる事について知りたいと思い、バングラディシュやイタリアまで足を運んだりもしました。
いのちをいただいて作っているという一連の流れを自分の目で見て、自分の中でしっかり意識してものを作りたい、そういうものを活用して商品が作れたらいいなという思いがある中で猟師さん達とも出会いました。
バッグやアクセサリーを一点物の様なかたちで作り始めたのが最初です。
大切にしたいのは顔が見えるということ。
商品から作り手を知る。
デザインする人、縫製や加工してくれる人、その素材になった動物たち。
商品の背景に思いを巡らせることができる。
土地や地域、風土についてもしっかりと伝えることで、興味を持つことができる。
そして、その場所を訪ねてみたい。そんなつながりや循環が生まれればと思います。そんな「想い」に共感して頂ける方々に向けて制作を続けています。
窪田
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