【栄 】 ouvrir・MOEMI SUGIMURA 6/5〜

 

6月中は、2人の作り手による展示を栄店にてご覧頂くことができます。

6/5から6/14には、美しく繊細な箱を手作りするouvrirを。

同じく6/5から6/27までは、美意識が形を成したかの様な天然石を用いて、ジュエリーをデザインするMOEMI SUGIMURAをご紹介致します。

意図せずジュエリーと、ジュエリーを大切にしまっておく箱を一緒にご覧頂く事が出来る期間となりました。

皆さまには今会期を、ぜひ心から楽しみにお待ち頂きたいと思います。

 

ouvrir / ウーブリール

椎木 希望 / nozomi shiigi

浜辺に流れ着いた貝殻

森の木々の落とし物

アンティークのジュエリー

 

時を経て私の手に渡ってきた小さな愛おしい物を

大切にそっとしまえる小箱があれば…と思ったのが

作品づくりのきっかけでした。

 

【 ouvrir 】：ウーブリール

 

フランス語で「開ける」

 

しまうのがより愛しく

箱を開ける瞬間がときめくものになるように

ひとつひとつ丁寧に手作りしています。

 

 

 

彼女とやり取りを始めたのは去年の3月でした。

メールの文面からは作品に通じる人柄を感じ、ますますご本人にお会いしたいという気持ちが膨らんでいきました。

そして一年越しにお会いし、漸くお話をさせて頂く事が出来たのは今年に入ってからでした。

 

お顔を拝見しながらお話をさせて頂く事で知る事が出来た、彼女の作品への想いと人柄。

点と点が繋がり線となる様に、行き着いた箱創り。

そしてそれらを支える彼女の謙虚な姿勢。

作品の裏側に感じる、費やされた膨大な時間と信念。

今、目の前にある箱達は彼女が思い描くだけではなく行動をする事で生み出されるという事実に、尊さを感じずにはいられません。

 

 

手作りの箱の裏蓋には手書きの鈴蘭が。

そんな彼女に今回はジュエリーボックスをお作り頂きました。

ただしそれは様々なジュエリーが入るという訳ではありません。

リングであればボリューム次第で、入らない事もあります。

リング立てに指しても、蓋が閉まらないという事もあるでしょう。

それでも彼女の箱にはそれ以上の価値があります。

 

彼女の箱に描かれる模様は、全て彼女自身の手によるものです。

instagramをご覧頂くとお気づきになると思いますが、今回の箱たちは普段作られているものよりもシックな色合いに模様は控えめと、私たちの店舗イメージに合わせて下さいました。

 

今回ご紹介をさせて頂いた箱達は一部となります。

全ての作品は会期の前日に届く予定となっていますので、気になる方はSNSをご覧下さい。

また会期途中での追加は予定しておりません、そしてオーダー等もお受け出来かねますのでご注意下さい。

数ある中からご覧になりたい方は、初日にお越しいただく事をおすすめ致します。

※ご紹介の箱へのお問い合わせは当店までお願い致します。
※オンラインストアへの掲載を予定していますがSNSでの告知をお待ち下さい。

 

 

 

 

 

6/5から6/27と、ouvrirよりも長い会期でのご紹介となるMOEMI SUGIMURA。

今回は銀座店で開催をした「翡翠 エメラルド展」の巡回展となります。
※銀座店のblogも宜しければご覧下さい。→blog

そして栄店での開催にあわせ、忙しい時期にも関わらず20本近くもの新作をお届け頂きました。

それらを含め店頭に届いたジュエリー達はすこしづつSNSにてご紹介をしていきますので、楽しみにお待ち下さい。

 

肌に映える翡翠にエメラルドのグリーン。

それらを際立たせる地金の装飾は、MOEMI SUGIMURAらしい幅広いデザインを提案しています。

 

梅雨に入り、からっと晴れた空が恋しくなります。

杉村氏がデザインするジュエリー達は元気を貰える様な、明るさをくれる様なジュエリーの様な気がします。

それはきっと、ご本人の人柄によるのでしょう。

少し気が早いですが、MOEMI SUGIMURAのジュエリーから心の梅雨明けをお楽しみ頂ければと思います。

そしてそのジュエリーを大切にしまう為の箱も、ご一緒にお楽しみ下さい。

 

ハヤシ