【婚約指輪】カッティングで変わる表情
こんにちは。Sakae店スタッフのニシカワです。
暑すぎず、寒すぎず。これが一年続けば最高ではあるのですが、
もう4月もあと数日で終わりを迎えるのですね。
店長ハヤシと、一日一日が早すぎるのではないかと、つい零しております。
さて、本日は先日オーダーを頂きましたご婚約指輪のご紹介です。
こちらはHOLIC(ホリック)が創り出す「Flotage(フロッテージ)」と言う名の指輪。
浮遊する、という意味のこちらのデザインは、その名の通り、
K18イエローゴールドの腕の上で、
ダイヤモンドが浮遊するように浮き立って見えるのが魅力。
ダイヤモンドを受け止める爪の部分は、プラチナで造形していること、
そして腕は装飾を落とし、限りなくシンプルであることで、
ダイヤモンドのきらめきが最大限に生かされています。
こちらのラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは0.3ctUP。
オーダーを頂いたのち、作家増﨑より選ぶダイヤモンドは
必ず「ハートアンドキューピット」をご覧頂ける
研磨師によるカッティングが素晴らしいものに限ります。
ハートアンドキューピットは、拡大顕微鏡で見るとダイヤモンドのカット面が
ハートや矢のように見えることから由来し、
対称に研磨する事でダイヤモンドはより光を反射します。
研磨の技術の高さが示される、ひとつの基準として設けられているのですね。
さて、次のリングは私達がオリジナルにてご提案しております、
「オクタゴンバンドリング」
特徴は、ラウンドではなく、八角形(オクタゴン)のダイヤモンドを使用し、
そのダイヤがリング腕の中に埋め込まれたようなイメージでお創りしている所。
サイドからでもダイヤモンドのシルエットをご覧いただけるデザイン。
たて爪の指輪よりも引っかかりが少ない為、
ダイヤモンドは美しく主張しながらも、
比較的指に沿うようなイメージで身に付けて頂けます。
そして中央の八角形のダイヤモンドは「フランダースカット」と呼ばれています。
ベルギーのフランダース地方でカットされた八角形のダイヤモンドに限り、
この名称を名乗ることが許されているダイヤモンド。
私達Fuligo shedは、ベルギーより輸入する際、現地にて鑑定を取ります。
研磨師が限られるゆえに、流通量が少なく、
かつ素晴らしいクオリティのダイヤモンドはなかなか手に入らないのが現状。
数少ないルース数ですが、届いた品質の高いダイヤモンド達を、
ひとつひとつ一点もののジュエリーに仕立てていきます。
私達のお店でダイヤモンドを実際にお手元にお乗せしたり、
一点ものにて仕上げた指輪達をご覧頂くことができます。
もしご興味があれば、お気軽にお尋ね頂けたら嬉しく思います。
スタッフ ニシカワ