刻まれ、輝きを増す

 

こんばんは。

Fuligo shed スタッフのニシナです。

先週ほどではありませんが、今週もなかなか寒さが厳しい栄です。

 

最近の私の話をすると、こういったブログで使用する写真など

自分で撮ることもあるのですが、カメラは深いですね。

アングルなどの構想を練る前に、知識を広く深く掬い取り

頭と体に叩き込むところからだなと感じています。

それはいわば、美味しい料理を作るときに、

食材について知ること、調理法を探りどうすればベストな状態で調理できるか。

ということではないでしょうか。

そのためにも、様々な事柄に関して知見を広げていきたいですね。

 

さて、お話を戻しまして第13回目となるブログもリングをご紹介。

今回はいつもにも増して特別感のあるジュエリーたちです。

直近三回のブログはこちら   

 

tatsuo nagahata TN066

ラウンドのダイヤモンドを「彫り留め」という技法で留めたK10のリングは

ダイヤモンドと、その輝きに負けない地金のボリューム感があります。

歳を重ねても、いくつになっても色あせないリング。

石枠の端に施された「ミル打ち」が、リング全体の雰囲気を引き締めています。

 

SAYAHIBINO P.C.I.L ètoile ring

アームに施された凹凸のデザインに負けないダイヤモンド5石がランダムに配置されており

主役にも、重ねて名脇役にもなる、そんなリング。

一粒ダイヤモンドのジュエリーに飽きてしまった方にもおすすめ。

 

time アンダリュサイトリング

色の濃淡に差があることを「多色性」とするのですが

サファイアやトルマリンなど、耳馴染のある石たちも実はこの特性があります。

しかし、このアンダリュサイトはその「多色性」が顕著な宝石。

ブラウンとグリーン、イエローなどが心地よく交わった色味とアームの装飾が得も言えぬ雰囲気を。

 

time ブルースピネルリング

ルビーやサファイアなどの「コランダム」と混同されてきたこのスピネルは

周りに散りばめられたダイヤモンドが、その発色の力強さを協調しています。

アンティークテイストのデザインは、夢の様な雰囲気を纏います。

 

スライスダイヤモンドリング 0.53ct

オーナーが海外で買い付けてきたこのスライスダイヤモンドリングは

インクリュージョン(ダイヤの中に見える茶色の内包物)が表情豊か。

特別な時だけでなく、普段使いのジュエリーとして。

 

いかかでしたか?

ファッションリングは楽しめる期間が限られているものもございます。

流行を追ったデザインや素材など、それはそれでアクセサリーの楽しみ方の一つ。

ですが、永く寄り添い、思い出が刻まれるようなジュエリーはいつまでも美しく、その輝きを増します。

 

最後にご紹介させて頂いたスライスダイヤモンドリングは、海外の女性が大きなダイヤのリングを

普段から使用しているのと同じく、日本の女性にもジュエリーを楽しんでもらいたいという

オーナーの思いが込められています。

美しいものはいつも身に着けてこそ、着ける人の美しさも引き立てます。

 

シーンや価格に囚われないジュエリーを。

そんな特別なあなただけのアイテムをFuligo shedで見つけて頂けますように。

 

ニシナ