【結婚指輪】映し出される二人の絆
お待たせをしていますブライダルのご紹介。
少しづつ綴ってまいりますので今しばらくお待ちください。
今回ご紹介をさせて頂く結婚指輪は「表指紋リング」。
その特徴は、1本の指輪の1組(お二方)の指紋が映し出されている事。
1組のカップルから1型指紋の型を頂き、複製をするように2本の結婚指輪をお作りさせて頂きます。
当店の特徴の1つでもある1本からのセミオーダー。
この表指紋リングも複製と言う言葉を使用していますが、1本から自由に金属(色)を選んで頂く事が出来るのです。
指紋とは今でこそITの中で指紋認証と呼ばれる技術が発達し、実際に用いられるほどの個人を表すモノであり。
それを結婚指輪に落とし込む事により、世界に2本しかない二人だけの結婚指輪としてお作りをさせて頂いております。
ではなぜその個人を表す指紋でお作りするのか。
それは、私達がそれほどまでに結婚指輪の意味や意義を大切にし、何十組、何百組の方々とお話をさせて頂く中で、目の前のお二方すれば一生に一度の事、そしてたった2本の特別な指輪だからです。
当たり前の事ですが、それを忘れないよう。
お二方にとって常に特別な指輪としてあり続ける様考え、指紋にたどり着きました。
今回男性の指輪をプラチナで。
女性の指輪をイエローゴールドでお作りをさせて頂きました。
そして、女性の指輪にはお二人の指紋が重なる表側に、まるで二人の絆が永遠に輝く事を願うかのようにダイヤモンドをお留めさせて頂きました。
先にご紹介をいたしましたように、1本からのセミオーダーが可能でございます。
普段使いを意識した結婚指輪にダイヤモンドを留められたくない方は、そのようにお作りもさせて頂く事が出来ますので、ご安心くださいませ。
お分かり頂けますでしょうか。
はっきりと写しだされたお二方の指紋が。
そしてもう1つの特徴が、この指輪自体の外形(アウトライン)。
実は制作方法の特性上このアウトラインも、1組1組全く異なる形を描き出すのです。
もちろん指輪として成り立たない様な事にはなりませんので、ご安心ください。
つまりは、ただ指紋が皆違うから世界に2本だけの指輪とご紹介をしている訳ではなく。
指輪のカタチ自体も全く異なる、本当に世界に2本だけの特別な結婚指輪をお作りさせて頂く事が出来るのです。
隠し事はいけませんので正直に記します。
表側の指紋(溝)は長年の着用でいつか消えてなくなってしまいます。
blogをお読みいただきながら、既にお気付きの方もいらっしゃたかと思います。
もちろん店頭ではすべてのお客様にそのことはご案内をした上で、皆様こちらの指輪をお選び頂いているのです。
これは私個人の解釈ではあるのですが。
表側の指紋は、夫婦になったばかりの若い二人、家族としての絆を強く現すように刻まれています。
そして長年共に過ごし、様々な事を二人で乗り越える事で目に見える事の無い、夫婦として家族としての強い絆が芽生えた頃には表側の指紋はその役割を終える様に、薄くなり消えていくのです。
あくまで個人的な解釈ではありますが。
私はそのように考えています。
この度はこの特別な結婚指輪、表指紋リングをお選び頂き本当にありがとうございます。
お二方の末永いお幸せを心よりお祈りしております。
店長 ハヤシ