GICLATの指輪

ブライダルの投稿ばかりでもう少しジュエリーの投稿もして欲しいとのお声を頂きましたので、これから以前よりも少しづつでもジュエリーの投稿を増やしていければと思います。

まず最初にご紹介をさせて頂くのは「GICLAT」というジュエリーブランドの指輪。
デザイナーであり職人の麦倉隆晴氏。

2011年にはイタリアの彫金技術を学ぶためにジュエリーの街フィレンツェへ。
元より精巧な技術を持ちながら、更に高い技術を追い求めるその姿勢がGICLATのジュエリー達には如実に現れています。

 

1-DSC06017

こちらは2015年のGICLATスタート時より展開されている金18のイエローゴールドに、ホワイトゴールドのコントラストがモダンな印象を感じさせるリング。

しっかりとしたリング部分に対して、抜け感を出した石枠のつなげ方。
それは、1筋のしっかりとしたデザインへの信念を感じさせながらも女性が身につける際に必要な美しさ、繊細さを持ち合わせています。

 

3-DSC06021囲うように留められたダイヤモンド達。
石枠をダイヤモンドに向かってすり鉢状に削り込む事により、留められたダイヤモンド達1粒1粒がしっかりと輝きかつ、より大きく見えます。
よくよくご覧頂ければ、10石のダイアモンドの中に1石だけ異なる表情のダイヤモンドが留まっている事を確認して頂けます。

ローズカットダイヤモンド。
ブリリアントカットが生まれる過程で出来上がった、ジュエリーの歴史の中でも古くからあるカッティングスタイル。
そのローズカットダイヤモンドが留められることにより、モダンで先進的な直線のデザインの中で、クラシカルなテイストも感じさせます。

2-DSC06018

工業的ではなく工芸的な。

人の手で作り上げられるからこそ、それは美術館に飾られるような、そんな出で立ちでショーケースの中より皆様をお待ちしています。
個人的には男女問わずおすすめ。
しっかりとしたスタイルをお持ちの方達に、新たな風を吹き込むように取り入れて頂きたいリングです。

ハヤシ