【結婚指輪】変化していくということ
んばんは。Sakae店スタッフのニシカワです。
さて、前回店長ハヤシよりご紹介致しましたGIFTED。
新作イベント開催がまもなくとなり、私も店長も心踊る毎日を過ごしております。
さて今回は同デザイナー、増﨑が創り出す結婚指輪のご紹介です。
今回製作させて頂きました指輪は「RUST」。
下のガラスに溶け込むように青みがかった層を、金色と金色の間に挟まれている形で
ご覧頂けるかと思います。
この金属はシルバーでも、ホワイトゴールドでもなく、鉄です。
何故鉄を使うのか。
人が生まれる、何十億年も前から存在していた「鉄」という素材。
私達の祖先は石器時代を経て、鉄器の技術を生み出し生きる糧として使用してきました。
金ももちろん使用されてきましたが、やはり古代の人々にとってはより馴染み深い素材だったのではないでしょうか。
鉄は他の金属とは違い、自然の流れとともに循環します。
生まれたての白に近いグレー色から、空気に触れる事で酸化し錆びることで深い褐色に変化していきます。
人も同じ。全ては生まれて、生きて、そして土に還っていく。
誰にも逆らえない、自然の流れを、指輪に落とし込むということ。
最初、「鉄です」と皆様にお伝えすると、驚く方が多いですが(わたしも含め)、
改めて考えると、どんな素材よりもごく自然に身に着けて頂けるのではないでしょうか。
リング、という概念、先入観を180°変えてくれる。そんなリングです。
よろしければ実際にお手にとってみてくださいね。
スタッフ ニシカワ