<8/9-8/31>GIFTED EXHIBITION「DEMOCLUXE」【Fuligo本店】

GIFTED EXHIBITION 「DEMOCLUXE」
2025.8.9 ― 2025.8.31
GIFTEDによる個展を今夏も開催いたします。
今展ではインラインで制作されるパーマネントモデルを潤沢にご覧頂ける他、アイコニックな8字型のチェーンパーツから構成されるタッセルネックレスや既存のQUAD・ROPEシリーズをリングへ展開したデザインをはじめとした新作群もフルラインナップでご紹介させて頂きます。
会期最初の土日両日は作り手である増﨑さんも在廊いたしますので、どうぞご予定の上足をお運びください。








GIFTED EXHIBITION「DEMOCLUXE」
会期:8/9(土)-8/31(日)
店休:毎週金曜日
デザイナー在廊日:8/9(土)16:00頃~/ 8/10(日)12:00~

『思想を先鋭化させる事に熱量を注いでいる作り手との出会いや緩い精神的な連帯のようなものが自身の周りにはあるし、そういった人々とのユニオンみたいなものがメジャーに吸収される事なく、あくまで在野発の脈として太く強くなって行ける事を願っている』
今展のタイトル『DEMOCLUXE』は「democracy」と「luxury」を掛け合わせた造語だと彼は言った。
脊髄反射を促す事に特化した広告が跋扈する現代において<民衆におけるラグジュアリー>の本質を改めて問いかける言葉だと捉える事ができる。
ラグジュアリーの定義は時代と共に変容しているが、現代におけるこの言葉は、時にはステータスと呼ばれる外付けの拡張機能の意味合いが濃く映るし、場合によっては一種の快楽的な非日常を表した行為の総称のような皮肉めいた側面もあると思う。
内容よりも形式を重んじるような場面が大きくなったように感じる。
ポストラグジュアリーの潮流に乗り、2000年代以降『リュクス(luxe)』という言葉が日本に広がった。
これは先のラグジュアリーと語源が等しいが少しニュアンスが異なり「個人の価値観に基づいた贅沢」といった意味合いでこの国では主に使用される事から、よりパーソナルかつ多様性に富んだ形容であるとされる。
ラグジュアリーとリュクスの間における主語の有無・明暗を彼が見ているのかは定かではないが、残された言葉が後者だった事は民主をタイトルに掲げる上で合点がいくものだと感じたし、同時にこの『DEMOCLUXE』という表題はラグジュアリーの本質を取り戻す・再解釈する為のインビテーションのようなものだと僕には思えた。
「実存は本質に先立つ」とフランスの哲学者サルトルは述べている。
実存する彼の作品を通して、それぞれの本質がより鮮明になる事を祈っているし、それが豊かさの礎に繋がっていくと信じている。
窪田
<Schedule>
8/9 – 8/31:GIFTED
▼お問い合わせはLINEからお気軽にどうぞ。
ご不明な点をスタッフが直接承ることができます。
毎月のイベントや新着商品の情報を配信中です。
〒460-0008 名古屋市中区栄5丁目3-6エルマノス栄中駒ビル2C
営業時間 12:00-20:00
定休日 金曜
アクセス
名城線矢場町駅1番出口から徒歩5分
東山線栄駅13番出口から徒歩10分
Tel: 052-241-7227
