<7/13-8/12>uM Pop-Up【Fuligo本店】

uM Pop-Up

2024.7.13 ― 2024.8.12

2021年以来3年振りとなるuM(ユーム)によるポップアップを店頭にて開催。

ブランド創立10周年にあたる今展では、現在手掛けている品番をフルラインナップに近い面々でご紹介させていただきます。

既知の方から未見の方まで、幅広くご覧いただける会期になるよう願っています。


uM Pop-Up

会期:7/13(土)~8/12(月祝)

店休:毎週金曜日

uM(ユーム)はプロダクトデザインを学んだ上村佳子が2014年に立ち上げたジュエリーブランド。

素材の特性をユニークな構造や技法で洗練されたデザインへと昇華。

無機質なフォルムに柔らかい表情が宿るよう、一点一点手作業で磨き上げています。


一概に「シンプル」と言っても、そこには多様な観点が存在し、個人の受け取り方や趣向によってその形は様々です。

もぎたての林檎丸かじりはシンプルだけど加工してジュースやジャムにして食すのはシンプルじゃない、みたいな。

いやいや素材そのまま果汁100%ならジュースもジャムもシンプルでしょ、みたいな人も居たり。

加工自体の有無を物差しにするのか、加工の度合いを物差しにするのか。

明確な線引きが無いまま何となくカテゴライズされている物事って世の中には沢山在ります。

定型的不定形とでも言いましょうか。

こんな事をぼんやり考えても「結局各々の価値観」っていう匿名的なオブラートに包まれて終いなのですが。

別に曖昧な事=悪い事では無いし、それだけ柔軟だとも取れる訳で。

少しの歪みはシンプルだけど、歪みが強過ぎるとそれは逸脱したものと見なされる。

同じ線形でも大小で異なる。

金属の違いや天然石の有無で篩(ふるい)にかけられる。

ほんの少しのギャップでハマる・ハマらないがはっきりと現出する。

1mmの違いで体感が大きく変わる指環の号数みたいに。

少しの線引きを一貫してデザインする彼女の潔いジュエリーは見ていて楽しい。

不定形な自身の価値観に発見があるから。

窪田

<Schedule>

7/13~8/12:uM popup

8/3~9/1:GIFTED exhibition


 Fuligo本店

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