異国の風を感じるジュエリーbond lamp(ボンドランプ)【Fuligoshed名古屋栄】

Fuligoshed名古屋栄では、去年末に開催したbond lamp(ボンドランプ)による個展を、新作を交えて8/12(土)より開催いたします。
今回の展示では、今夏に発表されたばかりの「GRANADA」をご覧いただけます。

「Granada」

ジプシーが最後にたどり着く街

そんな街をテーマにデザインしたコレクションです。

地中海を隔て、アラビアの文化が
アフリカ周り
ヨーロッパ周りで
様々なものを取り込み

溶け合って出来た街の雰囲気を作家のフィルターを通しカタチにしています。

bond lamp(ボンドランプ)プロフィール

作家Toshitaka Maeda、ものづくりが身近な環境で育ちました。
ミシンを通じて洋裁技術を磨き、14歳で友人と共同で衣装を制作し、アーティストのステージ衣装に採用されました。
高校では建築を学びながら服飾スキルを磨き、アルバイトで彫金基礎を学ぶ。
渡米後、ネイティブアメリカンの作家からジュエリー制作を学び、帰国後、木目金技術を追求。
2015年にはアトリエの店舗名をbondlampに変更。
木目金と色石を組み合わせたデザインは好評で、海外展示会で注目される一方、日本国内でも活動しています。
サーファーやバイカーとして、環境保護活動にも取り組む、多才なジュエリー作家です。

彼が手がけるジュエリーたちは、情熱という言葉が最も似合うと感じます。
精緻な装飾が施されている箇所もありながら、荒々しい力強さも感じる。
渡米をしたという話を伺っているからでしょうか。
そのデザインもどこか、プリミティブで原始的な印象を覚えるものばかり。

留められた宝石たちもただ美しいだけではありません。
色味は単色ではなく、幾つもの色が織り交ざるような色彩を見ることができます。
透明度の低いスモーキーで豊かな表情を持つものや、抜け感よりも内部の複雑な模様を感じるものまで、多彩なバリエーションを楽しめます。

そして特に今展示されている新作「GRANADA」は、その特異な石枠が際立っています。
異国の文化を思わせるフォルムに、シルバーの枠にはダイヤモンドがびっしりと留められています。
意図した高さのある石枠の支えにより、360度どこから見ても楽しむことができます。

ジュエリーは身に着ける楽しみと共に、見る楽しみも持つべきものです。
bond lampの作品は、目にも鮮やかな造形を通じて、身に着ける人の心に情熱を響かせるジュエリーなのです。

GR-24 レインボームーンストーン

GR-04 ダイヤモンド

GR-07　タンザナイト

GR-トルマリン

GR-アパタイト

GR-20 サファイヤ

GR-スピネル

GR-01　ダイヤモンド

GR-02 カルセドニー

GRANADAに合わせて、一部前回の作品も並びます。
よろしければ過去のblogをご覧ください。
気になる作品がございましたら気軽にお問い合わせください。

あわせて読みたい

【栄】 bondlamp 12/4-12/29　”情熱的なジュエリー”   bond lamp (ボンドランプ) 作家 Toshitaka Maeda 氏がデザインから制作までを一貫して手がけるジュエリーブランド。 「貴方のトレードマークになるジュエリーを...

文／ハヤシ

---

bond lamp
会期：8/12(土)-9/3(日)
休日：毎週火曜、水曜

Event Info
8/5-8/27 signet ring exhibition vol.2（ジュエリー）
8/12-9/3 bond lamp（ジュエリー）
9/16-10/1 comado（ジュエリー）