【栄】鉄×金×ダイヤモンド - YES -
ちょうど一年前に立ち上げられた、HIROKI MASUZAKIが手掛けるハイエンドラインの〈YES (イエス)〉。
2度目のExhibtionとなる今展ではいくつかの新作がローンチされました。
今回のblogではその中でも、ブランドアイコンの鉄が使用された新作をご紹介いたします。
CIRCLES_Φ1.2×3 Eternity(↑) CIRCLES_Φ1.6×3 Eternity(↓)
K18YGの指輪2本と鉄1本で構成される3連の指輪。
「何かが違う。」
彼の作品からはそう感じます。
「見たことのないデザイン」や「アイディアによる目新しさ」など、その類のものではありません。
また「丁寧な仕事」や「手仕事による確かな技術」、それらは前提としてこなしています。
では何がそのように感じさせるのか。
それは彼のジュエリーに対する美意識によるところであり、彼の感性から生まれるものだと思います。
その感覚をカタチにする技術と追求心により〈YES〉のジュエリーは出来上がります。
CIRCLES_Φ1.2×5 Eternity(↑) CIRCLES_Φ1.6×5 Eternity(↓)
ダイヤモンドをお留していないタイプもございます。
以前お客様とこのような会話をしたことがあります。
「彼の作品は奇をてらったものはありません。けれどなぜか彼の作品を通じて美意識を感じ、彼の作品だと気づかされる何かがある。」と。
それはジュエリー全体のバランスであり、独特の仕上げから強く感じます。
例えばミリ単位、またはそれよりも細かな尺度の調整から生まれる造形のバランスや、独自の仕上げから現れる特有の艶が抑えられた質感からそう感じるのだと思います。
ただしそれらは、ジュエリーを身に着けるうえでお客様には直接関係なく、見た目に美しくカッコ良ければそれで充分だと思います。
だからこそ、私が感じたり私だからこそお話しできる事を押し付けるつもりはありません。
そのうえでこれからYESのジュエリーを幾つかお求め頂き、あなたのコレクションの多くを占めるようになり始めた時には、改めてお手持ちの彼の作品をご覧ください。
きっとそこには、あなたの感覚に直接訴えかける「何か」があるはずです。
CIRCLES NECKLACE
そして鉄を用いたジュエリーのなかでも、今回特にご覧いただきたアイテムがこちら。
鉄を加工し、宝石に用いられるカッティングの1つ「※ローズ・カット」を施した「IRON ROSE Series」。
※16世紀に入り生まれたとされる「ローズ・カット」。一般的に平らな底面をもち中央に向かって高さをつけながら24の三角形の面が組み合わされています。その形がバラのつぼみに似ていることからこの名前が付けられています。
IRON ROSE NECKLACE_HALO
IRON ROSE NECKLACE_3Dia
IRON ROSE PIERCE
※片耳での受注も可能です。
一瞬宝石かと思わせる美しい光の反射と見た目は、ジュエリー好きであるほど不思議な感覚を味わっていただけるはずです。
そして、使用することで起こる鉄の経年変化。
それは「様々なものに対して寛容であり、時には受難にも対峙しすべてを肯定し許容することが豊かさに繋がる」というコンセプトの意味が強く込められた、同ブランドの代表的なアイテムとも言えます。
※こちらの詳細は以前のblogをご覧ください。→「新ブランド”YES”について」
来週12月20日(金)、21日(土)、22日(日)の三日間はデザイナーであるHIROKI MASUZAKIさんにはFuligoshed 栄店に在店頂きます。
こちらのblogをご覧頂き、強く興味を抱いて頂けた方、また少しでも気になって頂けた方はぜひこの機会に合わせてお越しください。
皆様のご来店を心からお待ちしております。
また、年内は29日までの営業となります、どうぞよろしくお願い致します。
GIFTEDandYESbyHIROKIMASUZAKI
会期 :12/7~12/29
[作家在廊日:20日(金),21日(土),22(日)]
※12月中は水曜日も営業致します。
event info
12/7~12/29:GIFTEDandYESbyHIROKIMASUZAKI
12/7~12/29:time jewelry
12/14~1/12:1011 jewelry