【栄】 夏の硝子展 8月4日(土)~30日(木) Fuligo×Fuligoshed 合同企画展

Fuligoshed ハヤシです。

 

急に夏本番を迎えた名古屋の7月。

髪の毛をまとめるのに活躍する髪飾りのブランド serial number 000のイベントを開催中ですが、8月にも夏に身に付けたいジュエリーの展示会を開催いたします。

そして今回は初となるFuligo、Fuligoshed Sakae 2店舗による合同展となります。
※期間中は両店舗にて異なる作家の展示を致します。

 

 

「夏の硝子展」

硝子という一つのルーツ。

そこから派生する様々な容(かたち)の展示。

器、装飾、オブジェ。

夏のひかりに呼応する企画展。

 

出品作家

Fuligoshed
yoko yano (アクセサリー/照明)
bubun (アクセサリー)

Fuligo
今村知佐 (器)
境田亜希 (器)
熊谷峻 (器)
松原幸子 (オブジェ)

涙ガラス制作所 (アクセサリー)
栗原志歩 (器)

※Fuligo出品作家に関してはFuligo blogより近日ご紹介致します。

 

yokoyanoの作品はFuligoshedが出来る前、Fuligoの時から取扱をしています。

それは思い出すだけでも10年以上も前から…

 

無機質なガラスが有機的なカタチへと変化を遂げ。

それがアクセサリーという物に。

 

長い付き合いだからこそわかる人柄。

彼女の作品はその人柄が現れているかのように自由にカタチを変えていきます。

 

 

矢野容子

1981年 愛知県生まれ
2002年 東京国際ガラス学院基礎科 卒業
    グラスマウス スタッフとして勤務
2003年 伊丹国際クラフト展“ジュエリー” 入選

現在 名古屋市在住

 

 

 

 

※以下、3枚の写真の照明は過去作品となりますのでご注意下さい。

 

そしてアクセサリーと同じくらい…

むしろご紹介させて頂く期間が長らく空いたことを考えると、アクセサリー以上に心躍るのが彼女が作る照明。

先に注意事項を記したように、こちらはすべて過去の参考写真なので、会期中にどのデザインをご紹介できるかはぜひ楽しみにしていて下さい。

また、吊るし以外にもご自宅でも使用しやすい卓上のデザインもご用意頂ける予定です。

 

 

バーナーワークと呼ばれる、バーナーの炎によって硝子を熔融し、整形する技法。

棒ガラスや管ガラスを使うことが多く、とんぼ玉やガラスの人形等が良く知られていますが、グラスなどの器全般制作が可能な技術でもあります。

 

 

写真では収めきれていないのですが、夜には網目のカタチが影となり、天井や壁に映し出され美しい空間が広がっていきます。

工業製品には生み出すことが難しいであろう、優しさと暖かみ感じる形状。

触れることを躊躇うような薄さから生まれる光と影の遊びを体験して頂けます。

 

 

 

 

 

 

[organ earrings]

 

bubun

陣 めぐみ + 陣 信行
1978 神奈川県横浜市生まれ
岡山県倉敷市生まれ 神奈川県出身 1983
2002 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
2004 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了
多摩美術大学美術学部工芸科ガラス専攻卒業 2006
2012 皮革製品製造会社で染色職人を務める
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皮革製品製造会社で染色職人を務める 2013
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2016
bubun立ち上げ

 

bubunという名は、文字通り「部分」に対する私たちの関心を象徴的に示しています。

それは装身具における細部、身体における装身具、宇宙における身体、また装身具が喚起する記憶やそれを身に着けて過ごす人生における刹那など、<ミクロ‐マクロ><過去‐未来>に拡がるあらゆる領域におけるあらゆる「部分」を射程に捉えています。

私たちが「部分」に魅かれるのは、それが全体と呼ばれるものの犠牲となることなく自律的な美を発現し、環境と調和しながらより大きなスケールにおいて新たな美を獲得する時です。

同時にそれは美しい領域を構成する「部分」にフォーカスすることにより、次々と新たな美が発見できる時とも言えます。

私たちはそうした「部分」から「部分」へと跳躍する絶え間ない美の獲得・発見の連続性の一つの起点となりうる作品を作ることを目指すとともに、その作品があらゆる意味において身に着ける人自身の “部分” となることを願っています。

 

 

[organ earrings]

 

bubunというブランドを知ったのは、同じくアクセサリーブランドをもつ友人に教えてもらったことがキッカケでした。

ブランドが多く存在するこの時代、ガラスという素材も扱い方が広く知れ渡り、作家が増える中で突出したデザインと目新しい技法を用いていたのがbubunでした。

 

[organ necklace]

わたしの中でアクセサリーやジュエリーのような小物は、実物を見なければ本当の良さはわからないと思っています。

ただし矛盾するようですが、作品を含めた全体の良質な世界観は、写真から感じ取ることが出来るとも思っています。

だからこそ初めて写真を拝見した際の気持ちの高揚を、今でも鮮明に思い出します

 

[organ earrings]

実は何度もメールにてやり取りをさせていただいており、思い返せば初めにご連絡をしてから約1年ほど経っていました。

そしてようやく念願かなってイベントという期間限定ですが取扱をさせて頂くことが出来ます。

 

 

[organ earrings]

実物を見た時の感動を、すこしでも多くの人達にお伝えしたい。

 

[form rings]

そして陣さん夫妻が作る、2人からしか生み出すことが出来ないジュエリーを是非楽しんでいただきたいと強く思っています。

きっとご覧頂いた方々が考えるガラスという素材の、想像を超えたジュエリーを手にとって頂くことが出来るはずです。

 

[form flattop rings]

 

いまわたしが個人的に大切にしていること。

それは、作家と呼ばれる人たちでなければ生み出すことが出来ない、そんなジュエリーを紹介したいと思っています。

 

現代の道具・機械(技術) 、本人の感性、そして熟練された技術。

作家毎に変わるそれらのバランス。

だからこそ、その作家のみ生み出すことができる作品。

 

わたしたちはそんなジュエリーを紹介していきたいと思います。

そしてお越し頂くお客様からご紹介する作家まで、信頼してもらえるお店を目指していきたいと思います。

 

 

 

「Fuligo×Fuligoshed 夏の硝子展」
会場:Fuligo / Fuligoshed sakae
期間:8月4日(土)-8月30日(木)

 

ハヤシ