【結婚指輪】足跡を残していく指輪

こんばんは。栄店スタッフのニシカワです。
連日となりますが、本日もご担当させて頂きましたおふたりの結婚指輪のご紹介です。

今回のテーマは「ふたりが生きた足跡を残していく指輪」。

さて、指輪をこんなに近くでじっくりご覧頂くことは、
特にジュエリーを身につけられない方だとなかなか少ないと思います。
まるで、色鉛筆で細やかな線を描いたように
表面に”跡”が残されています。
こちらのリングは、福岡は北九州にアトリエを構える、
「HOLIC（ホリック）」が手掛けるSCARS（スカーズ）という作品。

光を帯びると穏やかに輝き、鏡のように艶のある仕上げとはまた違う、
独特な存在感を感じさせてくれます。
職人の想いとして、
「永きに渡り身につけて頂くことで、ふたりの生きた証をこのリングに残して欲しい。
そして、いつかは自分自身の一部のような存在になってくれたら…。」
そんなコンセプトを元に制作しています。

木も、服も、革も、紙も、どれもやはり使い続ければ使い続ける程
傷がついたり、変化してきます。
指輪はもちろん、素材としては私達人間よりも長生きしますが、
結婚し、ふたりの生活が始まってから、一日一日が過ぎるたびに
少しずつですが摩耗したり、傷が付いてきます。

こちらの指輪ももちろん、変化していきます。

それが自然の定理であり、それが生きた証になるのでは。

新品で傷のないものももちろん美しい。
それでも、年齢を重ねて、毎日を一生懸命生きてきた母の手も、
私は美しいと感じます。

私個人的にですが、こちらの指輪は後者のような暖かさを感じています。

さて、今回はお客様のご要望で、幅を規定サイズより少し変更して
ご用意させて頂きました。人の指の大きさは人それぞれです。
一人ひとりに合った黄金比でお作りできるのも、HOLICの魅力のひとつですね。

 

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スタッフ　ニシカワ

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