I様 鎚目マリッジリング フランダースカットダイヤモンドエンゲージリングのお引渡し

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是非ゆっくりとご覧ください。

さて、本日のblogではオーナーの同級生の方にマリッジリングとエンゲージリングをお作りさせて頂きましたので、ご紹介を致します。

 

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今回お作りをさせて頂きましたのは鎚目【ハンマーテクスチャー】リングでございます。
鎚目とは、読んで字のごとく金槌で指輪を叩く事で浮かび上がる技法。

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鎚目が入れられることにより、肌馴染みが良くなりより長期の着用を目的とした結婚指輪にはうってつけのデザインとなります。
結婚指輪を選ばれるなかで、肌馴染みなどはとても重要。
それは1本の指輪の素材(色)からも言えることです。

今回は2本共に金18のイエローゴールドにてお作りをさせて頂き、そこに鎚目を施す事でシンプルでありながら表情があり、アンティーク調のさりげない主張のリングが出来上がるのです。

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そして、今回合わせる様にお選びを頂きましたのがフランダースカット・ダイヤモンドのエンゲージリング。
こちらは見た目にも華やかな作りであることはもちろん。
ダイヤモンドの輝きを最大限引きだす為に、石枠のみプラチナで制作され、リング腕の部分は結婚指輪と同様の金18のイエローゴールドにて出来ております。
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お分かり頂けますか。
一般的に用いられるラウンドブリリアントカット・ダイヤモンドは丸いの対し、こちらのフランダースカット・ダイヤモンドは八角形のカットが施されているのです。
これが最大の特徴であり、私たちがこの石を選ぶ理由なのです。

フランダースカット・ダイヤモンドはベルギーのフランダース地方で職人によりカットされたモノにのみ与えられる名前。
私たちが八角形のダイヤモンドを選ぶ理由はもちろん、見た目でもあるのですが。
それは様々な女性の【声】を聴いた事で得られた1つの答えなのです。

当店にはスタンダードからは少し外れたデザインをお探しになる方が大半でございます。
理由は様々でございますが、
「一番分かり易いのは他の人とは違う物を選びたかった。」
「他のお店ではそれぞれのデザインの違いが分からなかった。」

この2つの声が最も多くそれに対して私たちが出した答えが、
「ダイヤモンドのカタチを変える事」でした。

デザインが特徴的過ぎても、かと言ってスタンダードすぎても違う。
ほんの少し。
有りそうでなかったを実現しようとした結果、出来上がりました。

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素敵にマリッジリングと重ね付けをして下さっています。

この度は誠にありがとうございました。
I様の末永いお幸せをお祈りするとともに、心より祝福申し上げます。

ハヤシ